ラウンドフィードバック 3/3
🎭大会全体のドラマ 4分類カード
3日間54ホール短縮競技となった今大会を、選手たちの歩み方で4つに分類。👑逃げ切りの王冠 / 🔥最終日の追い上げ / 🏛3日連続の安定 / 😢Day1にすべてを置いた。それぞれのカードに、データに残った物語を込めています。
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🎭 大会全体を彩った4つの物語
🏆 優勝 -9
入谷 響選手
R1 69(-3)→ R2 67(-5)→ R3 71(-1)|累計 207|D1 T13 → D2 1位 → D3 1位
Day1終了時はT13と 「ノーマーク」 の位置からスタート。R2に 67(-5)を叩き出して一気に単独首位へ。最終日は 71(-1)と決して攻めすぎず、追い上げる吉田鈴選手の R3 69 を1打差で凌ぎ切り。jpg-laboの持ち味ランキングで見れば 女王指数33位・パター15位と、指標的には目立たなかった選手が、3日間 ±2打以内の安定で結果を出した「指標を超えた歩み」での戴冠でした。
⭐ Day3 ベスト -4
古江 彩佳選手
R1 71 → R2 72 → R3 68(-4)|累計 -5(T5)|D2 T13 → D3 T5(+8位)
海外主戦の選手として久しぶりのJLPGA出場。R1・R2は 71/72 と決して目立たない位置にいたところから、最終日に R3 68(-4)の Day3 単独ベストでT5へ大躍進。9指標は出場試合数の関係でほぼ非掲載ですが、米LPGAでの実力をそのまま見せつけた最終日でした。
⭐ +28位ジャンプ
加藤 麗奈選手
R1 70 → R2 77 → R3 68(-4)|累計 -1(T17)|D2 T45 → D3 T17(+28位)
R2で 77(+5)を叩いてT45まで沈んだところから、最終日に R3 68(-4)の Day3 ベストタイでT17へ。終盤組以外で唯一の鮮やかな -4 マークでした。「最終日に何かが噛み合った」典型例として、データに残るラウンドに。
🥈 4位→2位
吉田 鈴選手
R1 69 → R2 70 → R3 69(-3)|累計 -8|D2 T4 → D3 単独2位
3R通して 69-70-69 と1打も大きく崩れず、最終日の -3 でT4から単独2位へ。優勝した入谷選手の -9 までは届きませんでしたが、「最後まで攻め切った銀メダル」の歩みでした。
🥉 Day1首位3名 唯一の表彰台
菅 楓華選手
R1 68(-4 首位タイ)→ R2 70 → R3 71|累計 -7(3位)
Day1で藤本選手・佐久間選手と並んで首位タイ。R2でも 70(-2)と踏み止まり、最終日も 71(-1)で表彰台を確保。Day1首位タイ3名のうち 唯一最後まで上位に残った選手に。jpg-laboの持ち味ランキングで パター1位・女王6位・高難度3位と、指標的な「優勝候補」がそのまま表彰台に立った典型例です。
4位
桑木 志帆選手
R1 71 → R2 69 → R3 70|累計 -6(4位)|R3 2番ホールで albatross
3R通して 71-69-70 と大きく崩れない歩み。R3の2番ホール(パー5・491Y)で 2打のホールアウト=albatrossを記録(公式スコア★)。jpg-labo の持ち味ランキングで 女王4位・勢い1位と、指標通りに歩んだ4日間でした。
Day1首位 → T31
藤本 愛菜選手
R1 68(-4 首位タイ)→ R2 74 → R3 76|累計 +2(T31)
Day1終了時は菅選手・佐久間選手と並んで首位タイ。R2で 74(+2)、R3で 76(+4)と1ラウンドごとに崩れの幅が大きくなり、最終的にT31まで沈みました。3R合計 +9の傾斜は、「Day1の貯金が静かに消化された」3日間として、データに記憶されるラウンドに。
T2 → T10(-8位)
小林 光希選手
R1 69 → R2 69 → R3 75(+3)|累計 -3(T10)
R1・R2で 69(-3)を2回連続。Day2終了時は単独首位入谷選手から2打差のT2につけていました。jpg-laboの持ち味ランキングで パター5位・女王13位と好指標を持っていたものの、最終日のR3で 75(+3)とブレーキ。最終組での重圧の中で歩みを変えられなかった、最終日のシビアさが残った歩みでした。
-47位|今大会最大の崩れ
福田 萌維選手
R1 70 → R2 73 → R3 80(+8)|累計 +7(T60)|D2 T13 → D3 T60
Day1の 70(-2)から始まり、R3に 80(+8)で今大会最大の -47位の順位移動を記録。最終ラウンドの数字としては今大会で最も厳しい結果になりましたが、最終日まで戦い抜いてホールアウトしたこと自体が、次大会への糧になる経験です。
📐 数字で蘇る大会のドラマ
🏆 入谷 響選手の優勝=GIR 70.4% × 3日間ブレなし
優勝決定の数字的な根拠は GIR(パーオン率)70.4%(38/54、5位タイ)。飛距離は250.3y(13番台)と派手ではなく、パット数も27.33で並。それでも勝てたのは 「3日間とも12個以上のグリーンを掴み続けた」 安定感が支えでした。「飛距離・パットの何かで圧倒する」ではなく「すべてで70点を3日間出し続ける」優勝のかたちです。
🥈 吉田 鈴選手の銀=パッティングで勝った銀メダル
GIRは51.9%(28/54)と上位陣の中で最も低い数字。にもかかわらず -8 で単独2位に立てたのは、3日間平均パット数 24.67/round(全選手2位)の異次元のパッティング精度があったから。最終日に至っては 23パットでR3 69(-3)を達成しました。「グリーンを外しても、パットで取り返す」型の追い上げでした。
🥉 菅 楓華選手の銅=指標通りの「鉄板表彰台」
事前指標の jpg-labo パター1位・女王6位・高難度3位 がそのまま結果に。実スタッツでもGIR 70.4%・FW 23/42 と上位の安定感を維持。「指標どおりに歩めば、指標どおりに表彰台」を実現した3日間でした。
⭐ 桑木 志帆選手のアルバトロス=大会唯一の「-3」スコア
最終日2番ホール(491y P5)で 大会全体を通じて唯一のアルバトロスを達成。同ホールはDay3で平均 -0.462 と最も易しいホールでしたが、それでも2打で入れるのは別格の達成です。「派手な一打」と「3日間 71-69-70 の安定」が共存した4位でした。
⭐ 加藤 麗奈選手 +28位ジャンプ=Day3 FW 86% × パット24
Day3単独で フェアウェイヒット率 12/14(86%)+パット数 24 という極めて精度の高い1日を組み立てて、R3 68(-4)でT45→T17の +28位ジャンプ。事前指標は女王指数97位と決して目立たない選手でしたが、最終日に「実スタッツで指標を超える」歩みを見せました。
📍 コースの鬼門は「スタート4連発」
3日間トータルで H3(425y P4・HCP1)が +0.285、H1が +0.255、H4が +0.252 と スタート4ホールのうち3つが最難ホールTOP3。一方で稼ぎどころはH16・H2・H9のパー5。「前半で耐えて、後半のパー5で攻める」が勝ちパターンになったコース設計でした。最終日のH14(425y P4)は対パー +0.600・バーディ1本/ボギー27本と一段とタイトな設定で、追い上げる選手の足を止める「最後の関門」になりました。
🌅 大会全体の総括
「3日間連続でアンダーパーを出せた選手」が結局上位に並んだ大会
優勝した入谷響選手(69-67-71)、2位の吉田鈴選手(69-70-69)、3位の菅楓華選手(68-70-71)。3名とも3R通してアンダーパーを刻み続けた選手でした。54ホール短縮競技という形式が、安定感の価値を一段高く見せた大会だったと言えそうです。
最終日は「攻めた選手」と「守って沈んだ選手」がはっきり分かれた
上位帯(1-15位)の today 平均 -1.38に対し、下位帯(36-65位)は +2.00。最終日は「優勝争いに絡んだ選手」ほど攻め続け、「優勝から外れた選手」ほどスコアを落とした構図に。古江彩佳選手の R3 68(-4)と加藤麗奈選手の R3 68(-4)は、その傾向の中で 「最終日に何かが噛み合った」稀有な2名として記録に残ります。
次戦への注目ポイント
今大会で 「指標を超えた歩み」を見せた入谷響選手・吉田鈴選手が、次戦以降も同じ安定感を維持できるかが最大の焦点。一方で、Day1首位3名のうち表彰台を逃した 藤本愛菜選手・佐久間朱莉選手、そして最終日で順位を落とした 小林光希選手・申ジエ選手 の巻き返しにも注目です。
▼ もう一度読む:最終ラウンド トップ / 順位帯別 最終日の歩み方マップ / 9指標と結果の距離感マップ
▼ 振り返って読む:第1ラウンド振り返り / 第2ラウンド振り返り