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順位帯別 最終日の歩み方マップ

最終日(5/24・日)のtoday分布を順位帯別に可視化。第1日・第2日と異なり、最終日はスコア順ペアリング=score-orderのため 「終盤組(上位)/中盤組(中位)/先発組(下位)」の3バンドで読み解きます。「上位帯がさらに攻めた」典型的な最終日の構図が、数字に表れた1日でした。
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TODAY'S LENS

順位帯で歩みが分かれた1日|上位 -1.38 / 中位 ±0 / 下位 +2.00

最終日は score-order ペアリングのため、後方で発進した選手ほど上位陣。jpg-labo の集計で、上位グループ(1-15位)の today 平均 -1.38(12/16名アンダー)、中位グループ(16-35位)が +0.04、先発組(36-65位)が +2.00。「優勝争いに絡んだ選手ほど最終日に上乗せできた」傾斜が、はっきりとデータに残るラウンドになりました。

📊 3つの順位帯サマリー(today平均)

⭐ 終盤組(POS 1-15)
上位グループ
-1.38
中央値 -2 / N=16
アンダー12名/イーブン1名/オーバー3名
古江彩佳選手 -4、吉田鈴選手 -3、皆吉愛寿香選手 -3、河本結選手 -3
— 中盤組(POS 16-35)
中位グループ
+0.04
中央値 0 / N=23
アンダー8名/イーブン5名/オーバー10名
加藤麗奈選手 -4(中位帯ベスト)、イ ミニョン選手 -2、倉林紅選手 -2
📍 先発組(POS 36-65)
下位グループ
+2.00
中央値 +2 / N=26
アンダー3名/イーブン5名/オーバー18名
福田萌維選手 +8(R3=80)、横峯さくら選手 +6、神谷桃歌選手 +5

🏆 終盤組(上位)が攻めた最終日|トップ15の today 一覧

優勝争いの最終組〜トップ15。最終日に守りに入らず、むしろ上乗せした選手が上位帯に並んだ。古江彩佳選手は R3 68(-4)で Day3 単独ベスト、T17相当→T5へ大躍進。

最終POS選手累計R1R2R3today歩み
1🏆 入谷 響選手-9696771-1逃げ切り
2吉田 鈴選手-8697069-3追い上げ 4→2位
3菅 楓華選手-7687071-13日間崩れず
4桑木 志帆選手-6716970-2R3で albatross(★)も
T5⭐ 古江 彩佳選手-5717268-4Day3 ベスト・T13→T5 大躍進
T5皆吉 愛寿香選手-5717169-3右肩上がり 3R
T7河本 結選手-4697469-3V字回復
T7渡邉 彩香選手-4727070-23R徐々に
T7申 ジエ選手-4746573+1Day2-7の反動でT4→T7
T10神谷 そら選手-3717270-2静かに前進
T10山城 奈々選手-3707370-2静かに前進
T10永井 花奈選手-3717270-2静かに前進
T10佐久間 朱莉選手-36873720Day1首位3名で粘り
T10小林 光希選手-3696975+3T2→T10 後退
T15髙野 愛姫選手-2727270-2地道に上昇
T15ウー チャイェン選手-2697273+13R徐々に下げる

🌱 中盤組|大躍進と耐えた選手

中位帯(POS 16-35)は today 平均 +0.04 とほぼイーブン。その中で、加藤麗奈選手の R3 68(-4)は終盤組以外で唯一の -4 マーク。Day2 終了時 T45 から T17 へ +28位のジャンプ。

最終POS選手累計R1R2R3today歩み
T17⭐ 加藤 麗奈選手-1707768-4T45→T17(+28位)大躍進
T17宮澤 美咲選手-1737171-13R均等
T17青木 瀬令奈選手-1727271-13R均等
T17佐藤 心結選手-16974720R1の貯金で耐える
T17全 美貞選手-1707273+13R徐々に下げる
T22菅沼 菜々選手E697671-1R2の傷を最終日で癒す
T22倉林 紅選手E727470-2+14位ジャンプ
T26イ ミニョン選手+1747370-2+19位ジャンプ
T31⚠ 藤本 愛菜選手+2687476+4Day1首位 -4 から完全失速

📍 先発組|苦しい最終日

先発組(POS 36-65)は today 平均 +2.00。アンダー3名のみで、ほとんどの選手がスコアを落とした。最終日のコンディションが厳しかったのではなく、優勝争いから外れた選手のメンタル・体力面の影響が見えるバンド。

最終POS選手累計R1R2R3today歩み
T40大里 桃子選手+3727671-1+13位(先発組での反撃)
T40山下 心暖選手+3747471-1+13位
T40野澤 真央選手+3747471-1+13位
T58⚠ 横峯 さくら選手+6747078+6T22→T58(-36位)
T60⚠ 福田 萌維選手+7707380+8T13→T60(-47位)今大会最大の崩れ
65神谷 桃歌選手+9707877+5R1=70の貯金が消化

🎯 数字で読む最終日|パット数・GIR・FWキープ

公式スタッツから、最終日のスコアの根拠になった数字を可視化。「パット数が少なかった選手」=スコアを縮めた選手「GIRが高い選手」=安定して上位を守った選手、という2軸が浮かび上がる。

🥇 Day3 最少パット数(決勝戦の決定打)

順位選手R3パットGIRFW備考
2位🥈 吉田 鈴選手69239/188/14Day3 最少パット|銀メダル獲得の原動力
T5皆吉 愛寿香選手69249/188/14少ないGIRをパットで補ってT5へ
T17⭐ 加藤 麗奈選手68249/1812/14Day3ベストタイ|FW率86%+少パットの黄金パターン
T40山下 心暖選手71248/186/14下位帯から +13位ジャンプ
T10神谷 そら選手702511/185/14GIR高+少パットで T10 へ
T5⭐ 古江 彩佳選手682612/185/14Day3単独ベスト|GIR 12でグリーンを掴み続けた

🚀 3日間 GIR(パーオン率) Top 7|「グリーンを外さない」

順位選手累計GIR(3日合計)%パット平均
T15ウー チャイェン選手-240/5474.1%30.67
1🏆 入谷 響選手-938/5470.4%27.33
3🥉 菅 楓華選手-738/5470.4%28.67
T7渡邉 彩香選手-438/5470.4%29.33
T10佐久間 朱莉選手-338/5470.4%30.33
T5古江 彩佳選手-537/5468.5%28.67
T7申 ジエ選手-437/5468.5%28.33
💡 上位7名のうち5名がGIR 70%超え
優勝した入谷響選手、3位の菅楓華選手、T7の3名すべてが パーオン率70%超え。例外は2位の吉田鈴選手(51.9%)のみで、その吉田選手はパット数 24.67/round(全選手2位)で補いました。「パーオン率70%=表彰台の入場券」と言える大会でした。

🏌️‍♀️ 3日間 飛距離 Top 5|「振り抜きの威力」

順位選手累計平均飛距離備考
T40ジ ユアイ選手+3266.5y飛距離1位
T46荒木 優奈選手+4263.0y飛距離は出るも上位に届かず
T7渡邉 彩香選手-4261.5y飛距離+GIR70%=T7
4桑木 志帆選手-6255.3y飛距離Top10+FW率69%でTop4
1🏆 入谷 響選手-9250.3y飛距離は 13番台|GIRと組み立てで勝利

優勝した入谷響選手は飛距離13番台と派手な数字ではない一方で、GIR 70%・パット数 27.33 と 「精度の総合点」 で勝利。飛距離Top10のうち2位以下の上位選手は桑木選手・渡邉選手の2名のみ。「振り抜き勝負」のコースではなかったことが、数字に表れています。

🧭 順位帯マップから見えた3つの示唆

① 上位帯ほど「攻めた」最終日
終盤組16名のうち 12名がアンダーパー、平均 -1.38。最終日は「守って耐える」のが定石とされがちですが、今大会は 「攻めた選手が勝ち、引いた選手が落ちた」構図に。優勝した入谷響選手も -1 としっかり1打積み増しており、追い上げる吉田鈴選手の -3 を最後まで突き放しました。
② 中位の「-4組」は最終日に何かが噛み合った
中位帯ベストの加藤麗奈選手 R3 68(-4)は、Day1終了時の好位置(70)→R2で 77 と一度沈んだ選手。最終日でDay3単独ベストタイの -4 を出して T45→T17 へ +28位のジャンプ。「最終日に何かが噛み合う」典型例として、終盤組以外で唯一の鮮やかなムーブメントになりました。
③ 先発組の傷は「Day3で +2」が標準コスト
先発組(POS 36-65)の today 平均 +2.00は、必ずしも「コースが午前午後で違った」結果ではなく、優勝争いから外れた選手たちの 「メンタル・体力面の総コスト」とも読み取れます。雨で第2日が中止になり54ホール短縮競技となった今大会は、3R通しで余裕のある選手とそうでない選手の差が、最終日の数字に色濃く出ました。

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