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分析2026/07/30

出身地で見るJLPGA勢力図2026──神奈川21名が最多、人口比で際立つ沖縄・宮崎・熊本

現役ツアー選手はどの県から生まれているのか。47都道府県で集計すると、単純な人口順では説明できない「ゴルフ県」の姿が浮かび上がる。

「この選手、実は同じ県の出身だった」——そう知った瞬間、応援の熱量が少し変わる。

当サイトの選手データベースから、現役JLPGAツアー登録選手の出身地を47都道府県で集計した。首都圏が多いのは当然として、面白いのは人口規模では説明できない県がいくつもあることだ。

上位10県──首都圏・関西の厚み

順位 都道府県 現役選手数 主な選手
1 神奈川県 21名 原英莉花、斉藤愛璃、木戸愛、佐藤心結 ほか
2 東京都 20名 稲見萌寧、笹生優花、永井花奈、馬場咲希 ほか
3 大阪府 17名 山下美夢有、西村優菜、岡山絵里 ほか
4 愛知県 16名 原江里菜、金田久美子、野澤真央、入谷響 ほか
5 兵庫県 15名 古江彩佳、安田祐香、加藤麗奈、鳥居さくら ほか
6 千葉県 14名 西郷真央、吉田優利、仲宗根澄香、吉澤柚月 ほか
6 熊本県 14名 不動裕理、有村智恵、竹田麗央、大里桃子 ほか
8 沖縄県 12名 上原彩子、宮里美香、比嘉真美子、新垣比菜 ほか
9 岡山県 10名 渋野日向子、桑木志帆、尾関彩美悠 ほか
10 埼玉県 9名 佐久間朱莉、岩井明愛、岩井千怜 ほか
10 宮崎県 9名 大山志保、菅楓華、柏原明日架、脇元華 ほか

首都圏・関西が上位を占めるのは人口を考えれば自然だ。しかし本当に注目すべきは、その次に来る県の顔ぶれである。

人口比で際立つ「ゴルフ県」

熊本県14名は、人口規模(全国23位前後)を考えると突出している。不動裕理選手という伝説的な選手を生み、有村智恵選手が続き、いまは竹田麗央選手が最前線にいる。熊本国府高校という受け皿があることも大きい。

沖縄県12名は人口約140万人。単純比較なら全国屈指の「密度」だ。上原彩子選手、宮里美香選手、比嘉真美子選手、新垣比菜選手と、途切れずトップ選手を送り出してきた。一年中プレーできる気候と、宮里藍選手が切り拓いた道の影響は計り知れない。

宮崎県9名鹿児島県7名(横峯さくら選手、勝みなみ選手 ほか)も同様だ。九州南部だけで30名を超える。温暖な気候、ジュニア大会の充実、そして地元に強豪校がある——この3つが揃った地域から、選手は生まれ続けている。

岡山県10名も見逃せない。渋野日向子選手を筆頭に、桑木志帆選手、尾関彩美悠選手、小林光希選手。中国地方では突出した数字で、作陽高校の存在が効いている。

「地元開催」で応援が熱くなる県

ツアーには各地で開催される大会がある。自分の出身県で戦う選手には、特別な力が働くことがある。

たとえば北海道3連戦。北海道出身は8名で、小祝さくら選手、阿部未悠選手、内田ことこ選手ら。2025年には内田ことこ選手が地元・ミネベアミツミで優勝している。当サイトの分析でも、道産子は北海道開催でトップ10率が全体平均を上回っていた。

宮城県5名(倉林紅選手、大須賀望選手 ほか)は仙台開催の明治安田レディス、兵庫県15名は六甲でのサントリーレディスと、地元大会を持つ県は応援の熱が違う。

自分の県から探してみる

出身県別の選手一覧は都道府県別ページから、47都道府県すべて見られる。ご自身の出身地、あるいは今住んでいる県から選手を探してみると、思わぬ発見があるはずだ。

「この選手、うちの県だったのか」——そこから始まる応援がある。

※データは当サイト独自データベースの現役ツアー登録選手を対象に集計(2026年7月時点)。出身地は公表情報に基づく。