2026/06/08
ヨネックス組がジャンプアップ、不在組は再評価——総合女王の今を読む(2026/06/08)
上がった数値の「理由」まで。コースで動かした選手と、窓の入れ替わりで整った選手。
今週木曜(6月11日)から「宮里藍サントリーレディスオープン」が開幕します(兵庫・六甲国際ゴルフ倶楽部/パー72/4日間)。月曜の朝は「総合女王」の持ち味ランキングから、いまの全体像を整理してみましょう。
総合女王トップ3(出場10試合以上・6月7日時点)
| 順位 | 選手 | スコア | 前週差 | 昨年サントリー |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 佐久間朱莉選手 | 71.8 | +2.1 | 3位 |
| 2位 | 髙橋彩華選手 | 70.5 | +1.5 | 優勝 |
| 3位 | 河本結選手 | 69.1 | +0.6 | - |
トップ3は、先週末の全米女子オープン週に渡米していた「不在組」がそのまま占めました。髙橋選手は昨年のこの大会の覇者、佐久間選手も3位と、六甲国際との相性は確かです。
数値が上がった「理由」は2種類
同じ「上昇」でも、中身はまったく違います。
| 区分 | 上昇の理由 | 出場数 |
|---|---|---|
| 不在組(佐久間・髙橋選手) | 1年集計から昨年の弱い試合(リゾートトラスト=佐久間選手は予選落ち/髙橋選手は17位)が外れ、数値が再評価された | −1 |
| ヨネックス組(下表) | 先週のヨネックスでの好成績そのもの | 変化なし |
総合女王は直近約1年の集計なので、週が進むと一年前の試合が一つずつ外れていきます。不在組の上昇は「勢い」ではなく、この入れ替わりで持ち味が見えやすくなった、と読むのが正確です。
ヨネックスで駆け上がった選手たち
先週のヨネックスレディスで上位に入った選手は、自らのプレーで総合女王ランキングをジャンプアップさせました。
| ヨネックス成績 | 選手 | 総合女王 | 動き |
|---|---|---|---|
| 優勝(−8) | 吉田鈴選手 | 47位 → 40位 | ▲7 |
| 2位T(−6) | 政田夢乃選手 | 85位 → 72位 | ▲13 |
| 2位T(−6) | 木戸愛選手 | 93位 → 78位 | ▲15 |
| 2位T(−6) | 倉林紅選手 | 通算は積み上げ途上 | (下記) |
倉林紅選手は「別の持ち味」で輝く
倉林選手も2位タイの大健闘。ただ出場13試合とまだ通算データが積み上がる途中で、1年通算の総合女王には今回の好成績がすぐには反映されません。けれど角度を変えると、印象は一変します。
| 持ち味ランキング | 倉林紅選手の順位 |
|---|---|
| 波乱率女王 | ツアー1位 |
| 連続Top10女王 | 6位 |
大舞台で何かを起こす力は、すでにツアー随一。今回の2位タイは、その持ち味がそのまま表れた一戦でした。ひとつの数字では見えない魅力が、別の持ち味ランキングではくっきり浮かぶ——これこそ、いくつもの持ち味で選手を見る面白さです。
応援を、もっと深く。総合女王の持ち味ランキングを片手に、今週のサントリーレディスをもっと深く楽しみましょう。あなたの「次に応援したい選手」が、きっと見つかります。