DATA COLUMN | ヨネックスレディス2026

風がやんだムービングデー
― スコアも、効く指標も戻ってきた

2026年6月6日(R2振り返り)|女子プロゴルフ応援Labo

#データで女子プロゴルフ

初日を支配した強風が、2日目は静まりました。寺泊の風は朝方の東風4〜5mから日中は1〜3mへ。コースは牙を収め、スコアが一気に戻ってきます。そして面白いのは、「効く持ち味ランキング」まで初日からガラリと入れ替わったこと。データで2日目を振り返ります。

① R2リーダーボード(上位)

順位選手通算今日
1位吉田鈴選手−7−5
2位タイ中澤瑠来選手−4−4
2位タイ政田夢乃選手−4−4
2位タイ阿部未悠選手−4−3
2位タイ福山恵梨選手−4−2
2位タイ木戸愛選手−4−2
7位タイ小林光希選手・横峯さくら選手・倉林紅選手 ほか−3

初日首位タイの吉田鈴選手が、今日も−5と伸ばして単独首位に。初日リーダー陣の木戸愛選手・福山恵梨選手も上位に残りました。そこへ、動画で上位に予想した阿部未悠選手と小林光希選手が2日目に浮上してきます。

② 風がやみ、コースが牙を収めた

寺泊の観測では、朝方の東風4〜5mが日中は1〜3mまで弱まり、降水なし・気温17〜24℃の穏やかな一日。

指標R1(強風)R2(微風)
フィールド平均(対パー)+2.82+0.50
平均アンダーのホール数2 / 18多数
最難ホール 2番(Par4・449y)+0.50+0.55
コース全体は一気にやさしくなった一方、2番(Par4・449y)だけは2日連続で牙をむきました(今日もバーディ1・ボギー48)。風がやんでも距離の壁は残る、という1ホールです。

③ 効く「持ち味ランキング」が逆転した

各持ち味ランキングと当日スコアの連動度(相関係数。マイナスが大きいほど上位=好成績)を、R1とR2で比べると、はっきり入れ替わりました。

持ち味ランキングR1(強風)R2(微風)
パーオン女王+0.03−0.35
風の女王−0.23−0.05
FW精度女王−0.26−0.04
アンダーパー率−0.33−0.05
初日好調女王−0.25−0.05
飛距離女王+0.14−0.06
リカバリー女王−0.21−0.21
右肩上がり女王−0.45−0.34

※相関係数。負=好成績。minApps適用・棄権除外。R1=2026-06-05、R2=2026-06-06のスコア。

強風日に効いた風の女王・FW精度・アンダーパー率・初日好調は、風が止むと軒並み失速。代わりに、攻めてグリーンを獲るパーオン女王が一気に最強の指標に逆転しました。飛距離も、強風日のマイナス(曲がる)から普通の武器に戻っています。一方でリカバリーと右肩上がりは両日とも効き続けました。昨日まとめた「強風日プレイブック」は、まさに“風の日限定の処方箋”だった、とデータが裏づけた格好です。

④ 予想の答え合わせ(通算)

予想選手通算(R2終了)
1位阿部未悠選手−4/2位タイ
3位小林光希選手−3/7位タイ
2位金澤志奈選手−1
4位セキユウティン選手+1
5位佐藤心結選手+5/予選落ち
▶ この5人を選んだ根拠は動画で解説しています。 直近3試合の成績・持ち味ランキング・コース相性から導いた“優勝予想TOP5”の理由はこちら 👉 YouTube動画を見る

初日に沈んだ“動画で予想した上位陣”が、スコアの出る2日目に浮上。阿部未悠選手は通算−4で2打差の2位タイ、小林光希選手も−3で7位タイと、36ホールで見れば見立ては悪くありませんでした。一方で佐藤心結選手は通算+5で予選落ち。カットラインは通算+2(52名が決勝へ)、コース巧者と推した森田遥選手(+5)もここで姿を消しました。

⑤ 最終日への視点

単独首位の吉田鈴選手(−7)を、阿部未悠選手ら予想上位陣(−4)が2〜3打差で追う最終日。カギはまたです。吹けば風の女王・FW精度・我慢の指標が、穏やかならパーオン・総合力が効く——今日の検証どおり、明日の天気でドラマの主役が変わります。最後まで、データで一緒に応援していきましょう。

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