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試合解説2026/08/09

2日目はさらに難化して+2.08──9番パー5が「別のホール」になり、18番は逆に牙をむいた|北海道meijiカップ2026 R2

カットラインは+2。女王指数1番手と2番手が揃って姿を消し、36ホール首位は-5の2人になった。

初日のコース平均+1.74を「厳しい」と書いた。2日目はそれを上回った。

① 3日間で最も難しかった日

ラウンド コース平均対パー
R1(108名) +1.74
R2(105名) +2.08
R3(50名) +0.70

この日のバーディは全体で231個、ボギー以上は416個。 イーグルはゼロだった。

② 9番パー5が「別のホール」になった

同じコースでも、ピンの位置と風が変われば表情は一変する。その典型が9番と18番だった。

ホール R1 対パー R2 対パー 変化
9番(パー5/507Y) -0.09(バーディ23) -0.47(バーディ54) 一気に易化
18番(パー5/555Y) -0.17(バーディ28) +0.22(バーディ8) 反転して難化

9番は105人中54人がバーディ。 パーオン率89.5%で、実質「乗せれば獲れる」ホールになった。一方、初日いちばん易しかった18番は、パーオン率が83.3%→43.8%まで落ちてボギー23・Wボギー4。上がりホールが牙をむいた。

そして、変わらなかったホールもある。

ホール R1 R2
2番(パー3/194Y) +0.19 +0.44(バーディ4のみ・Wボギー6)
15番(パー4/400Y) +0.28 +0.37ボギー40・パーオン32.4%)

15番はこの日、105人中40人がボギーを打った。 バーディは5人だけ。2番と15番は、2日間ずっと同じ顔で選手を待っていた。

③ カットラインは+2──女王指数1・2番手が消えた

通過ラインは通算+2(146)で50名。+3の11人が涙をのむ、1打差の線引きになった。

そして、そこで姿を消した顔ぶれが衝撃的だった。

選手 事前番手(出場108名内) 36H
佐久間 朱莉選手 女王指数1・3R大会1・パーオン2 +5(予選落ち)
髙橋 彩華選手 女王指数2・3R大会4 +3(予選落ち)
神谷 そら選手 女王指数6・3R大会8 +4(予選落ち)

女王指数の1・2・6番手が、揃って決勝ラウンドに残れなかった。 一方で3番手の菅楓華選手は-2で通過している。

代わりに36ホール首位に立ったのは、この2人だった。

36H 選手 R1 R2
-5 吉澤 柚月選手 69 70
-5 安田 祐香選手 69 70
-4 金田 久美子選手 68 72

初日首位タイの4人のうち、金田選手だけが上位に残った。池ヶ谷瑠菜選手は77(+9)、入谷響選手は76(+8) と、-4から一気に後退している。

この日いちばん伸ばしたのは、初日82から70へ12打縮めた山城奈々選手。ただし通算+8で予選は通過できなかった。上位圏では都玲華選手の68(74→68)が最良の巻き返しで、通算-2まで浮上した。

④ 実測スタッツ:2日連続で「乗せる力」が支配

初日と同じ計算を、2日目のスタッツでもやってみた。

実測スタッツ R1 R2
パーオン数 -0.633 -0.660
パット数 +0.437 +0.372
飛距離 -0.137 -0.277
フェアウェイキープ -0.105 -0.232

パーオンが2日続けて-0.6台。 この大会の性格は完全に固まった。乗せた選手がスコアを作り、そうでない選手は耐えるしかない。

変化があったのは飛距離で、-0.137から**-0.277へ強まった**。パーオン率が全体で58.4%→59.0%とほぼ横ばいなのに、飛距離の効き目だけが倍近くになった。1本短いクラブでグリーンを狙える選手が、この条件では明確に有利だったということだろう。

⑤ 32指標の答え合わせ

事前の出場者内番手と、R2単日スコアの相関を全32指標で総当たりした。

持ち味ランキング R2単日との相関
直近5戦の勢い +0.289
アンダーパー女王 +0.269
バーディー合戦女王 +0.266
夏の女王 +0.263
パーオン女王 +0.257
3R大会強さ女王 +0.201

初日にトップだった直近5戦の勢いが、2日目も1番手を守った。「通年の実力」ではなく「いまの調子」が2日続けて効いている。

そして夏の女王が+0.263まで上がってきた。初日は+0.119でほとんど効いていなかった指標だ。この動きは、最終日にもっと大きな形で現れることになる。

⑥ 最終日の見どころ

  • 首位攻防:吉澤柚月選手と安田祐香選手が-5。1打差に金田久美子選手
  • 3日間で最難の15番:2日ともボギーの山。ここを守れる選手が勝つ
  • 道産子:阿部未悠選手が±0で通過。地元での表彰台なるか

出場108名の持ち味は初日早見表、初日の分析はR1振り返りから。


引用・参照

  • JLPGA公式 北海道meijiカップ2026 Round2 フルリーダーボード/ホールサマリ/ホールバイホール/スタッツ(参照日:2026-08-09)
  • 出身地・プロ入り年は当サイトDB、所属はJLPGA公式ペアリング表に準拠
  • 持ち味ランキングの番手・相関は当サイト編集部の集計(指標は2026-07-26スナップショット、番手は出場108名内。Pearson相関、番手×R2単日スコア、全32指標を確認)
  • 実測スタッツとスコアの相関は、公式スタッツ(R1は108名/R2は105名)を当サイトで再集計

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