宮里藍サントリーレディスオープン 2日目:首位を追う、注目のペアリング(2026/06/12)
14歳アマが首位発進。予選通過ラインの攻防と「全英切符」レースを持ち味ランキングで深く
宮里藍 サントリーレディスオープン2026は本日Round2。初日は出場120名のR1平均が70.64と、難コースの六甲国際にしてはスコアがよく伸びた一日だった(詳しくはR1振り返りコラムへ)。首位に立ったのは、14歳のアマチュア、ソア・キム選手。8バーディーの「63」(-9)という鮮烈な発進だった。
そして今日は、R2終了時60位タイまでが決勝ラウンドへ進む、予選通過をかけた一日。現時点の暫定ボーダーは-1で、ここから順位表は大きく動く。今朝はR1の結果と持ち味ランキングを重ねて、2日目の注目の組をご紹介したい。
きょうのコンディション:午後にかけて風がやや強まる予報
予報では、午後にかけて風が少しずつ強まり、最大3m/s程度となる見込み。強風というほどではないものの、グリーンの速い六甲国際では小さな風でも距離感に効いてくる。風の弱い時間帯に回れる午前スタート組がわずかに有利になりそうだ。逆に午後スタートの上位陣には、風と上手に付き合う巧さという見どころが加わる。
まず、R1上位のおさらい
| 順位 | 選手 | スコア |
|---|---|---|
| 1 | ソア・キム選手(アマ) | 63(-9) |
| 2 | 桑木志帆選手 | 64(-8) |
| 3T | 永井花奈選手、佐藤心結選手、倉林紅選手、鶴岡果恋選手、金澤志奈選手、セキ ユウティン選手、福山恵梨選手、永嶋花音選手 | 66(-6) |
夏型女王4位の金澤志奈選手が-6と、6月に入って早速夏の持ち味を見せているのも、上位陣のうれしい見どころだ。
2日目・注目のペアリング
| 組 | スタート | 選手(R1) | 持ち味ランキングの根拠 |
|---|---|---|---|
| 25組 | H1 12:10(午後) | 桑木志帆選手(2位・-8)/神谷そら選手(T17・-4) | 直近5戦女王1位/右肩上がり女王2位・夏型女王3位 |
| 27組 | H1 12:30(午後) | 髙橋彩華選手(T31・-3)/菅楓華選手(T11・-5) | 安定度女王1位・風の女王11位・昨年覇者/予選通過率女王3位 |
| 17組 | H10 8:15(午前) | 佐久間朱莉選手(T31・-3)/吉田鈴選手(T31・-3) | 総合女王1位・高難度コース女王2位/直近5戦女王4位 |
| 16組 | H10 8:05(午前) | ソア・キム選手(1位・-9)/笠りつ子選手(T58・-1) | 首位の14歳アマ/暫定ボーダー上からの巻き返し |
| 26組 | H1 12:20(午後) | 小祝さくら選手(T17・-4)/青木瀬令奈選手(T11・-5) | 夏型女王1位/-5と好発進 |
| 18組 | H10 8:25(午前) | 木戸愛選手(T17・-4) | 右肩上がり女王1位。後半の伸びに注目 |
首位を追う最有力ペア──桑木志帆選手・神谷そら選手(25組)
ノーボギーの「64」で2位につけた桑木志帆選手は、直近5戦女王で今いちばん輝いている一人。先週の全米女子オープンから帰国してすぐの上位発進は、「帰国組はサントリーで崩れない」というこの大会の傾向そのものだ。同組の神谷そら選手も-4と好発進。右肩上がり女王2位・夏型女王3位の持ち味どおり、ラウンド後半に伸ばす姿が見られそうだ。午後スタートで風がやや上がる時間帯に回るだけに、終盤のマネジメントも見どころ。優勝・2位にAIG女子オープン(全英女子オープン)出場権が与えられるこの大会、「全英切符」レースの主役候補がそろう組でもある。
昨年覇者×難コース巧者──髙橋彩華選手・菅楓華選手(27組)
-5のT11につけた菅楓華選手は、予選通過率女王3位・高難度コース女王でも上位と、「難コース×予選通過の金曜」にぴったりの持ち味。昨年この大会を制した髙橋彩華選手は-3で、安定度女王1位の崩れにくい試合運びが頼もしい。風の女王でも11位に入る髙橋選手にとって、午後の風はむしろ持ち味の出る条件になり得る。土曜に難化してきた六甲国際だけに、ここでじわりと順位を上げる展開に注目したい。
データ本命の反撃へ──佐久間朱莉選手・吉田鈴選手(17組)
総合女王で今特に輝く佐久間朱莉選手は、我慢の-3発進。それでも首位と6打差なら、週末に締まる六甲では十分に射程内だ。高難度コース女王2位の持ち味は、むしろここから生きてくる。風の上がる前の午前スタートは、スコアを伸ばす好機でもある。同組の吉田鈴選手も-3で並走。大東建託の同僚どうし、朝のH10スタートから押し上げ合う展開に期待したい。
首位の14歳──ソア・キム選手・笠りつ子選手(16組)
首位のソア・キム選手はアマチュアのため持ち味ランキングには載らない「参考枠」だが、その63はデータの外側から飛び出した今大会最大の見どころ。風の穏やかな午前スタートで、伸ばし合いの流れに乗れるか。同組の笠りつ子選手は-1の暫定ボーダー上から、決勝ラウンドへ向けた大事な一日になる。
カットラインの攻防(暫定ボーダー:-1)
| 現在地 | 主な選手 |
|---|---|
| -1(暫定ボーダー上) | 笠りつ子選手、堀琴音選手、吉澤柚月選手 ほか計21名 |
| E(あと1打) | 鈴木愛選手、横峯さくら選手、安田祐香選手 ほか計13名 |
イーブンパーの13名は、あとひと伸びで週末へ届く位置。なかでも鈴木愛選手は風の女王7位・夏型女王5位で、風が上がる前の午前7:55スタート。条件はそろっており、今日の巻き返しに注目だ。
応援を、もっと深く。持ち味ランキングとDay2早見表を片手に、予選通過の攻防をもっと深く。あなたの「次に応援したい選手」が、きっと見つかります。
引用・参照
- JLPGA公式 宮里藍 サントリーレディスオープン2026 Round1 リーダーボード/ホールバイホール(参照日:2026-06-11)
- 持ち味ランキングは2026-06-07スナップショット(minApps適用済み)
- 風は当日朝時点の予報(最大3m/s程度)に基づく見立て